晴明神社の御朱印と不思議な五芒星と桔梗の関係

2019.01.20

京都晴明神社。
陰陽師安倍晴明ゆかりの神社です。
陰陽師とは不思議なニュアンスのある古代の役職です。
今回は晴明神社の御朱印と不思議な五芒星と桔梗の関係を紹介します。

京都晴明神社の御朱印の京一條戻橋

京都晴明神社では御朱印をいただくことができます。
晴明神社の御朱印には京一條戻橋と書いてあります。

晴明神社の御朱印
晴明神社の御朱印と一緒にいただく由緒



京一條戻橋といえば、安倍晴明が式神を埋設したという伝承があります。
また一条戻橋とは歴史的に不思議な逸話が多く残ります。



京都の晴明神社では安倍晴明の不思議な力にもあやかって一條戻橋と書いてあります。

実際の一条戻橋は晴明神社から南へ80mほどのところにあります。



晴明神社の桔梗と五芒星の不思議な関係

晴明神社の桔梗紋



安倍晴明といえば五芒星を思い浮かべる人が多いでしょう。
晴明神社のご神紋は五芒星です。

この晴明神社の五芒星は桔梗を元にデザインしたといわれています。
桔梗は6月ごろから9月末ぐらいまで咲く花ですね。

安倍晴明は桔梗を意匠化して、晴明桔梗と呼ばれる紋を作ります。
それが五芒星の思想と繋がります。
五芒星とは本来木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克を表しています。
晴明神社は桔梗を元にした五芒星をご神紋に使用されています。

晴明神社ではお守りに桔梗守を授与してくださいます。
また、晴明神社境内では桔梗が咲きます。


晴明神社と桔梗と京都の不思議な関係

京都の晴明神社の桔梗の話をつらつらと書きましたがもう一つ。

京都と桔梗で忘れてはいけないことがありますね。
それが本能寺の変を起こした明智光秀の話です。

明智光秀は主君織田信長に対してを本能寺の変を起こします。
その明智光秀の家紋もまた桔梗でした。
桔梗は晴明逝去後577年後にもまた京都で乱の象徴となりました。



ちなみに、京都では桔梗の紋が珍しくありません。
また、大徳寺界隈は地名は紫野と呼びます。

京の町も何度も戦禍に遭っており、発展と衰退を繰り返しています。
そんな京の郊外には桔梗が咲き誇っていたのかもしれないですね。



晴明神社の御朱印と不思議な五芒星と桔梗の関係を紹介しました。


お散歩スポットのご紹介

晴明神社

〒602-8222 京都府京都市上京区 一条上ル晴明町806 堀川通

https://www.seimeijinja.jp/

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