大覚寺の見どころは回廊から眺める紅葉と右近橘・左近梅
2018.11.12
京都嵯峨の大覚寺。
かつて御所だった大寺院は嵯峨御所とも呼ばれています。
大覚寺の見どころは回廊から眺める紅葉と右近の橘・左近の梅です。
大覚寺の見どころ・・高い回廊から眺める紅葉
大覚寺は京都市右京区に在するかつて御所だった歴史と由緒のある寺院です。
歴史的には大覚寺統でも有名ですね。
そんな大覚寺は『御所』の設計で作られている寺院です。
なので、宸殿や回廊も他の寺院より一段高く作られています。
普通の寺院とは視線が違う大覚寺の回廊は見どころです。
回廊の高さは2メートルもあるのでしょうか。
大覚寺には宸殿・御影堂・正寝殿・五大堂・勅封心経殿と建物が並びます。
その建物を結ぶ回廊から庭園の紅葉を観ることができます。
また、大覚寺はあまりにも広いために、各建物から見える景色が違います。
大覚寺五大堂からは東側の大沢の池を眺めることができます。
大覚寺と大沢池はまさに優雅な御所設計の集大成の一つといえるでしょう。
大覚寺の見どころは右近の橘と左近の梅
大覚寺の宸殿の南側正面には右近の橘・左近の梅が植えられています。
京都御所紫宸殿には右近の橘と左近の桜が植えられています。
しかし、大覚寺は右近の橘と左近の梅です。
実はとても古い神社は右近の橘と左近の梅が植えられています。
右近の橘・左近の梅の場合は歴史的に新しいようですね。
歴史の文献でも古い平安時代も早い方では京都御所も梅だったようです。
それが途中から桜に植え替えられたようですね。
大覚寺宸殿から右近の橘・左近の梅を眺めることができます。
ちなみに宸殿から見て、橘は右・梅は左になっています。
これは天皇陛下が上殿から見た配置になります。
大覚寺は庭園に降りることができませんので宸殿の回廊からになります。
右近の橘・左近の梅を見つけた際には、その寺社仏閣の由緒を調べてみてください。きっと、歴史と由緒のある寺社仏閣でしょう。
参考にしてみてください。
大覚寺の見どころ回廊から見る紅葉と右近の橘・左近の梅を紹介しました。