常寂光寺の歴史や素晴らしい紅葉

2018.11.10

常寂光寺は京都嵯峨野に佇む日蓮宗の寺院です。
また、常寂光寺といえば紅葉を目当てに拝観される方が多い寺院です。
実は、常寂光寺は主人の母の実家です。
常寂光寺の歴史や紅葉を紹介します。

 

常寂光寺の歴史

常寂光寺の歴史は京都の寺院では新しい方になります。

常寂光寺が創建されたのは1596年。
日蓮宗本圀寺十六世日禎が隠棲後として開山します。
この1596年は豊臣秀吉も被害にあった慶長伏見地震も起きました。

常寂光寺の地は日禎に帰依していた京の豪商角倉了以が寄進しています。
日禎は秀吉の威光にも堂々と教義を守る日蓮宗の高僧でした。
そんな日禎により常寂光寺は創建された歴史がありました。
また、常寂光寺の土地は旧時雨亭だったという歴史があります。
時雨亭とは平安時代の貴族藤原定家の山荘です。
伝承の域を超えない話ですが、歌になるような場所だったのでしょう。

 

常寂光寺の紅葉

常寂光寺は紅葉を目当てに拝観される方が非常に増えています。
常寂光寺は小倉山の中腹にあるため、嵯峨野が一望できます。

小倉山は秋、一面紅葉になります。
なので、常寂光寺も紅葉がきれいです。
常寂光寺境内では200本を超える楓の紅葉を見ることができます。
常寂光寺は歴史的にも紅葉の似合う場所だったのでしょう。
寺号も常寂光土という風情を感じる言葉がもとになっています。
秋に京都にお越しの際はぜひ、一度、常寂光寺の紅葉を拝観ください。

 

常寂光寺の桔梗

常寂光寺のご住職は境内に桔梗を植えられています。

青・白そして、ハイブリッドが境内に植えられています。

こちらは初夏から秋にかけてですね。

常寂光寺はこれから桔梗が一押しかもしれないですね。

 

私も一度、こちらでお茶会を行いたいと考えています。
その節はみなさま、ぜひ足をお運びくださいませ。
常寂光寺の歴史と紅葉について紹介しました。


お散歩スポットのご紹介

常寂光寺

〒616-8397 京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3

https://www.jojakko-ji.or.jp/

京都の名所 の一覧に戻る