瑞峯院の月釜茶会は気軽に参加できる楽しいお茶会

2018.11.09

大徳寺の塔頭瑞峯院。

瑞峯院は豊後の戦国大名大友宗麟の菩提寺です。

瑞峯院では月釜が掛けられます。
瑞峯院の月釜茶会について紹介します

 

瑞峯院の月釜は大徳寺聚光院利休忌に合わせて行われる

瑞峯院の月釜は同じ大徳寺山内の聚光院で行われる利休忌に合わせて行われます。
聚光院での利休忌の法要は三千家が交代で執り行われています。
聚光院ではその法要に合わせて薄茶席が各流儀で設けられます。

大徳寺のお茶会は全国から先生方がお越しになります。
それに合わせて、大徳寺山内の各寺院も月釜が掛けられます。

 

瑞峯院の月釜は流儀を問わないお茶会

瑞峯院の月釜は基本的には流儀を問いません。
どなたでも臨時会員として参加することができます。
瑞峯院の月釜は2000円で参加できます。
お茶の大徳寺ともいわれる茶の湯のお寺です。
ただし、瑞峯院を始め大徳寺の月釜は気軽に参加できます。

 

瑞峯院月釜は8月と12月がお休み

瑞峯院の月釜は8月と12月はお休みになります。
7月・8月・9月と暑い時期ですね。

着物を着た先生方も大変のようです。
8月は聚光院でも法要は執り行われますが、茶席は設けられません。

また、12月は年末で各寺院も非常に忙しくなります。
大徳寺山内の塔頭は基本的には檀家寺です。
檀家のみなさまがお参りにいらっしゃいますね。
お盆やお正月はそれで非常に忙しく過ごされます。

瑞峯院も多くの檀家のみなさまがお参りにいらっしゃいます。
8月のお盆・12月の年末は瑞峯院の月釜もお休みです。

 

瑞峯院でもお茶の稽古が行われている

瑞峯院ではお茶の稽古が行われています。
瑞峯院は表千家の流儀のお稽古です。
こちらはお茶の先生方が習うお稽古場のような雰囲気のようです。

 

瑞峯院と茶の湯の興味深い関係

豊臣秀吉の弟が瑞峯院の創建主である大友宗麟へ語った言葉があります。

「公儀のことは秀長へ、うちうちのことは宗易へ」。

これは宗易(千利休)が豊臣家の中のことを良く知っているということですね。

この話は著名な話ですが、話の聞いたのが大友宗麟でした。

 

 

瑞峯院の月釜は気軽に参加できます。
帯を結んで出掛けてみませんか。
瑞峯院の月釜について紹介しました。


お散歩スポットのご紹介

瑞峯院

〒603-8231 京都府京都市北区 紫野大徳寺町81

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