光悦寺の7つの茶室とお茶会光悦会
2018.11.01
光悦寺といえば本阿弥光悦縁の寺院です。 また、光悦寺は紅葉の名所鷹峯の中心となる観光名所ですね。 そんな光悦寺ではお茶会「光悦会」が年に1度開催されます。
光悦寺の7つのお茶室とお茶会光悦会について紹介します。
光悦寺の7つのお茶室
光悦寺は山内に7つのお茶室が点在します。
光悦寺のお茶室
大虚庵・三巴亭・了寂軒・徳友庵・本阿弥庵・騎牛庵・自得庵
光悦寺のお茶室は大正時代以降に建てられています。 そして光悦会のお茶会が始まります。 光悦会は後ほど説明しますね。
大虚庵・騎牛庵・本阿弥庵は光悦会のお茶会開催に先立ち、建築されました。 そして、1915年11月には盛大な茶会が開催されました。 後に光悦会は財団法人となります。 光悦没後300年(1935年)には徳友庵を新築、大虚庵を増築しています。
お茶会光悦会
光悦会は東京の大師会と並び日本2大茶会といわれています。 光悦会は江戸期、この鷹峯の地に芸術村を作った本阿弥光悦を偲ぶお茶会です。
時期:毎年11月11日・12日・13日 場所:京都市北区鷹峯光悦寺
光悦会は1915年に発足しています。 大正景気に沸く日本。 関西茶道界の実力を世間に紹介する目的で発足したと言われています。 世話人は土橋嘉兵衛・山中定次郎、会長は三井松風庵。 益田鈍翁・馬越化生・団狸山などの賛助を得て発足しました。