八坂神社の神様は鱧がお好き?八坂神社の歴史と観光について

2018.09.26

京都は初夏の頃、祇園祭りを迎えます。

毎年全国ニュースとなる京都の祇園祭り。

その祇園祭は八坂神社の祭礼です。

今回は八坂神社の神様と歴史・観光について紹介します。

まずは八坂神社の神様をご紹介します。

八坂神社の神様は素戔嗚尊と妻櫛稲田姫

八坂神社の神様は素戔嗚尊とその妻である櫛稲田姫命です。

素戔嗚尊は天照大神の弟神で、八岐大蛇を退治したことで有名です。

その八岐大蛇の退治の際に生贄になるはずだったのが櫛稲田姫命。

八坂神社の神様はそのまま古事記の話の一部分ですね。

八坂神社の歴史は奈良と京都の競争の歴史

八坂神社は明治維新までは感神院・祇園社でした。 元々奈良の興福寺の寺院だったのですが、途中で延暦寺の末寺となります。 奈良の興福寺(南都)と京の延暦寺(北嶺)は朝廷から恐れられていました。

朝廷からもそんなに遠くない場所での争い。 やがて、鴨川の東側は感神院の領地となります。

その後、室町期に足利義満の命令によって延暦寺から自立します。 自立した感神院・祇園社は以後、町人の支援の下に祇園祭を行っています。 八坂神社は奈良と京の競争の歴史でもあったようです。

八坂神社の歴史

八坂神社は当初、興福寺や延暦寺等の諸勢力の関係する場所でした。 その後、鴨川の東側を領地を拝領し自立します。 そして京の町人と結びつき、今の祭礼へと繋がっていきます。

祇園祭の時期になると全国から観光の方が押し寄せます。

八坂神社の神様が鱧の値段を高騰させている?!

そして祇園祭といえばもう一つ。 祇園祭で観光の方が京都に押し寄せるともう一つ起こることがあります。 それが鱧の値段の高騰です。

この時期、どこの料理店も鱧料理に追われます。 夏の京料理の食材といえば鱧ですね。 祇園祭の時期はみなさん京都で鱧を召し上がっていませんか?

八坂神社の祇園祭に向かって鱧の価格は高騰しています。

八坂神社の神様がそうさせているかもしれないですね。 八坂神社の神様素戔嗚尊は鱧が好きなのでしょうか。

一度、神社の方にお聞きしたいと思っています。

八坂神社の神様と歴史・観光について紹介しました。


お散歩スポットのご紹介

八坂神社

〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625

http://www.yasaka-jinja.or.jp/

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