金戒光明寺の御朱印と拝観料と拝観時間について
2019.06.15
京都御所から東へ徒歩で約20分。
黒谷の地に金戒光明寺は所在します。
今回は金戒光明寺の御朱印と拝観料や拝観時間について紹介します。
黒谷金戒光明寺の歴史
京都御所から東へ1.5㎞ほどのところに黒谷という地名があります。
こちらに金戒光明寺はあります。
黒谷金戒光明寺は法然が草庵を結んだことが始まりです。
法然は後に浄土宗の開祖になっていきます。
金戒光明寺には今も法然の御廟があります。
金戒光明寺は浄土宗ゆかりの徳川家康によって繁栄します。
城郭のような規模にすることで徳川家康は京都における徳川派の拠点とします。
幕末には、徳川家の意を組んだ会津藩の陣が置かれます。
会津藩お預かりの新選組も黒谷の地に何度も足を運びました。
金戒光明寺の御朱印
金戒光明寺では御朱印をいただくことができます。
金戒光明寺の御朱印には吉備観音と書かれています。
遣唐使吉備真備が帰国途中の船の遭難に遭います。
その際に南無観世音菩薩と祈りを唱えて帰国できたことが機縁となっています。
元は吉田寺にあったようですが、廃寺になった際に徳川氏の指示で金戒光明寺に安置されることになりました。
こちらも金戒光明寺の御朱印ですが、浄土真宗と書かれています。
こちらは法然上人が最初に説法をした最初門の御朱印です。
御朱印にはほかにも白河禅房や黒谷寺の印も押してあります。
金戒光明寺の御朱印は期間限定などもありますので、チェックしてみてください。
金戒光明寺の拝観料
金戒光明寺は拝観料が基本的にかかりません。
京都の寺院の中には拝観料を主な収入としている観光寺院が多いです。
しかし、同時に寺院には檀家も存在します。
拝観料か檀家かというのが寺院の運営の悩みどころでしょう。
金戒光明寺の場合は広大な墓地もあり、檀家数も多いのでしょう。
檀家のお参りができる環境として、金戒光明寺は拝観料を取っていません。
※一部、拝観料必要な施設あり
金戒光明寺の拝観時間
金戒光明寺の拝観時間を紹介します。
金戒光明寺の拝観時間は規定がありません。
しかし、おおよそ9時から16時となっているようです。
寺院は基本的に朝のお勤めが早くから行われます。
そのため、夕方は割と早く閉まる寺院が多いですね。
金戒光明寺への拝観時間を間違えないようにしてください。